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日本生命「ロングラン みらいサポート EX」のメリットとデメリット
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日本生命「ロングラン みらいサポート EX」のメリットとデメリット


定期付終身保険の代表格

「ロングラン みらいサポート EX」は、日本生命を代表する生命保険商品だ。
終身保険をベースした定期付終身保険と呼ばれる生命保険の一種で、死亡保障だけではなく、医療保険系や定期保険系の特約を付加することができ、その他にもいろいろな保障を特約として付加することができる。
この日本生命の代表的な生命保険商品である「ロングラン みらいサポート EX」のメリットとデメリットについて考えてみたい。

まずはメリットについて考えてみたい。


メリット(1) 死亡から医療・介護・年金まで、ライフプランに合わせて、必要な種類の保障を準備できる

この「ロングラン みらいサポート EX」の大きなメリットは、一つの生命保険商品に、保険としての必要な機能が全て入っているということだ。
死亡をはじめとして入院・手術等の保障だけではなく、引退後の年金の受取(終身保険部分を年金受取に変更)まで、必要な保障の多くをカバーする。
この保険商品の中には、主契約として終身保険、特約という形で、定期保険、医療保険、介護保険、3大疾病保険など普通の人が必要とされるような保険が、すべてこの商品の中に備わっている。
担当する営業職員がちゃんとした設計を行ってくれるのならば、万能な保険であると思う。
この保険商品で用意できない保障を見つける方が難しいくらいだ。パッとみて思いつくのは、収入保障にかかわる特約が無いぐらいだろうか。

付加できる特約には以下のようなものがある。定期保険特約、3大疾病保障定期保険特約、再発3大疾病保障定期保険特約、疾病障害保障定期保険特約、介護保障定期保険特約、リビング・ニーズ特約、保険料払込免除特約、総合医療特約、新がん入院特約、特定損傷特約、災害割増特約、新傷害特約


メリット(2) ライフイベントに合わせて、保障の額を自由に設定・変更することができる

もうひとつのメリットは、これらの特約をフル活用しながら、ライフイベントにあわせて必要な分野の保障の額を増やしたり減らしたりする設計が可能なため、そのあたりの自由さも便利であると思う。
具体的には、保険の更新のタイミングをライフイベントに合わせて設計し、更新ごとに保障を増やしたり減らしたりして調整していくことができる。

繰り返しになるが、ちゃんと特約などの保障内容が理解できていて、家族のライフイベントに合わせた必要な保障が考えられる人、もしくは、ちゃんとそれらについて親身に考えてくれる生保レディや営業職員がいれば、少々高い保険料を払ったとしてもオールインワンでオーダーメイドのとても便利な保険商品になるだろう。


次にデメリットについて考えてみよう。


デメリット(1) 「保障の全部盛り」のため、商品内容が相当に複雑になりやすい

この「ロングラン みらいサポート EX」については、オールインワンで理想的な保険商品であると上では書いた。いうならば「保障の全部盛り」だ。
しかし、そのメリットが大きなデメリットにもなる場合がある。
まず1つめのデメリットは、あまりにも複雑過ぎるということである。
この記事を書くにあたって、試しに日本生命のウェブサイトで保障のシミュレーションを行ってみたが、特約が多く、複雑で、給付内容や保障内容がいまいちわかりにくい。
定期付き終身保険というぐらいだから終身保険がベースになっているはずだが…と思いつつ、シュミレーションを読んでいると、終身保険のウェイトはとても薄く、「終身保険が本当に主契約か?」と少し疑う部分もあった。

その他にもどういったときにいくらの保障が受けられて、逆にどういったときに保障が受けられないかなどがすぐに理解できない。
特約が複雑に絡み合うことで、保障内容や支払事由なども複雑となり、それが理解を難しくしている。

保険に対して少しは勉強しているものが読んでもこうなのだから、全く保険に対して知識がない人は、なおさら理解するのが難しいだろうと思う。
このような難しい保険商品を販売しているという点では、何も日本生命だけではなく、大手の日本の生命保険会社は、どこも同じようなものといえるかもしれない。

例えば第一生命や、明治安田生命などの大手生保なども、商品名称は違うもの、多くの保障がセットされている同様の保険商品を販売しており、それら商品は同様に複雑である。
他社の商品を見ていると、まだ日本生命のこの商品は、わかりやすい方かもしれないと思えてくる。

「ロングラン みらいサポート EX」の話に戻るが、こういったことから、生保レディや営業職員などその商品を販売している人でさえ、完全に熟知していない人もいるかもしれないと思う。もちろん、それらの人達も理解しようと努力しているわけで、商品が複雑すぎて熟知しようにもできないような内容となっている。
そんな商品を保険の素人が理解できるはずがない。

保険を含め、金融商品を購入するときに一番大切なことは、「自分で理解できない商品は購入しない」ということだ。
なので、このような保険商品は、よっぽど勉強熱心な人でない限り理解できないし、そういった点から万人には勧められないだろうと思う。
たとえば、私の父母に勧めるか?問われると、おそらく理解できないだろうから、私は勧められないと答えるだろう。


デメリット(2) 更新を迎えるたびにどんどん保険料が上がっていく

その他のデメリットというものもある。
これは、定期付終身保険という商品の特性によるところが大きい。
こういった定期付終身保険は、基本部分は終身保険であるため更新はないものの、特約で定期保険がついているため、この定期保険部分には更新がある。
そして、更新のたびに年齢は上がっていくので、同じ保障内容を継続した場合は、ほとんどの場合において保険料が上がる。
顧客に対して真摯で優秀な生保レディや営業職員であれば、保険料が上がらないように、保障を下げるなどして、保険料と保障の適正なバランスをライフプランにあわせて取ってくれるはずだが、そのようなことをやってくれる人も多くはないだろう。
保険会社としても多くの保険料をもらえる方がいいし、担当している営業職員にとっては、保険料が高くなることに対する代替として、新しい保険を契約(転換)してもらい、手数料を稼いだほうがいいと考える人もいるだろう。

最悪の場合、何も知らないお客さんは、なぜ更新のたびに保険料が上がるのか?保険料を下げる方法は無いのか?こういったことを詳しく教えられることもなく、単に保険料が上がりますと言われるだけの場合もあるだろう。
そのお客さんに不満がある場合は、その契約をもとにして新しい契約を契約(転換)させる。
そこで保険料を抑えて提案すれば、お客さんの不満も一応は収まるだろうし、新しい保険契約によって手数料ももらえる。

このように、難しい商品であるがゆえに、生保レディや、営業職員の良心、または小手先次第で、とても良い商品になる場合もあるし、その間逆に働く場合もある商品なのだ。


デメリット(3) 保険料が高い

最後のデメリットは、保障内容ごとの保険料が割高なところだ。
一つ一つの保障を分解して考えてみた場合、インターネット生保や、共済などとくらべて、保障に対するコストが高い。
この理由は明らかで、多くの人件費を使い、多くの広告宣伝費を使っているから、その分のコストが保険料にはね上がっているだけだ。

しかし、先程も述べたようにこの商品は、商品内容が複雑過ぎるのであるので、一つ一つの保障の値段というものがいまいちわかりづらいし、比較もしにくい。

こういったことから、わざと商品を複雑にして、割高な保障を割高だと見せないようしていると言われても致し方ない。
保険に関わる多くの雑誌や書籍で、大手の日本生保の扱う保険商品が、あまり評判が良くないのもこういった理由が主なものだろう。


「ロングラン みらいサポート EX」を契約している人はどんなことに気をつけるべきか?

現在この商品の契約を保有している人は、保険金や給付金の内容、付加されている特約の状況などを一つ一つ確認していき、必要な保証(特約)のみにしっかり絞ることが重要である。
特に、無駄な保障が特約としてついていないかどうかを確認することが重要だ。
自分が理解できない特約は、付加しないというぐらいで十分だ。

たいていの場合は、保障が足りないというケースよりも、保障が多すぎる、もしくは、無駄な保障があるという場合が大半だろう。
その場合、保険料を減らすことにつながるだろう。
もしくは、特約をチェックしたり研究することで、本当は必要なのに付加されていない保障が見つかるかも知れない。


この商品は、いろいろな評判を耳にすることがあると思うが、保有している人にとっては自分の努力次第でいい保険にもなるし、悪い保険にもなるような商品だ。
十分に研究して自分にぴったりの保険にカスタマイズすると同時に、余分な保障は削り、保険料を節約するのが良い。


知っておくと良いキーワード

【主契約】
主契約とは、その保険の基本契約のこと。

【特約】
特約とは、主契約に付加することができる付加契約のこと。主契約に対するオプションと考えるとわかりやすい。
メリットは、特約を付加することで、主契約の保障以外にもいるな保障を準備することができること。
逆にデメリットとしては、主契約を解約した場合、特約についても同時に解約となる。
その他、特約はあくまでもオプションであるため、特約のみで保険を契約することはできない。

【転換】
転換とは、現在保有している契約を下取りにして、新しい保険契約を契約すること。
車を下取りに出して新しい新車を買うようなものだ。
新しい保険契約が成立することで、元の契約は消滅する。
転換は、元の契約の特別配当を受け取る権利が引き継がれるなどのメリットがあるが、予定利率などは、古い契約のものは引き継がれず、新しい契約のものとなる。
その他、同じ保険会社の商品でなければならないなどのデメリットもある。
転換を行ったことによって、大きく契約内容が変わり、損をする場合もあるので、安易な転換は避けたほうがよい。
安易に転換を考えるのではなく、現状で保有している契約内容で、特約の中途付加・解約、保険金の増額や減額、払済保険などをじっくり検討し、これらで対応できる場合は、転換をせず、これらで対応するとよい。
転換自体を扱わない生命保険会社も最近は多くなっている。


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