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学資保険(子供保険)と終身保険 子供の学費準備にぴったり合う保険を選ぶ方法
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学資保険(子供保険)と終身保険 子供の学費準備にぴったり合う保険を選ぶ方法


前回の記事【小学校入学前までに始める!子供の学費の準備方法 】では、子供の学費を準備する手段として、学資保険(子供保険)と終身保険が良いことを書いた。

今回は、その学資保険(子供保険)と終身保険について、どちらを選べばよいかその選び方について考えてみたい。
まずはそれぞれの仕組みについて整理してみたい。


◆学資保険(子供保険)とは?

「子供の教育資金や結婚資金の確保」と「親の死亡保障」を目的とした保険商品で、
両親のいずれかを契約者、子供を被保険者として申し込むのが一般的である。
被保険者である子供の高校や大学への入学に合わせて、お祝い金や満期保険金を受け取ることができる。
満期は15歳、18歳、20歳、22歳などを選択できるのが一般的だ。


◆終身保険とは?

次に終身保険について考えてみよう。
終身とは「一生涯にわたって」という意味で、その名前のとおり一生涯の死亡保障が続く死亡保険の1つである。

定期保険のように、掛け捨て型で、解約返戻金が無く、契約した一定期間のみ保障される保険とは違い、終身保険は解約した場合、解約返戻金がある。
(契約直後の解約など、契約から解約までの期間が短い場合、解約返戻金がない場合ももちろんある)

これは簡単な理由で、定期保険は「一定期間」の間に死亡などの支払い事由に該当した一部の人に死亡保険金を支払うのに対し、終身保険は、一定期間という期間がない「一生涯」のため、契約した人には、解約しない限り必ず死亡保険金を支払うことになるためだ。

もう少し解説すると、終身保険の場合、保険会社は契約者の将来の死亡に備えて、定期保険よりもずっと多い積立金を積みてておかなければならず、その積み立てておいた積立金が解約したときに解約返戻金として帰ってくるだけである。

これは、同じ保障額であるのに、終身保険のほうが定期保険よりもずっと高い保険料を払わなければならない理由である。


◆子供の学費に備えるために終身保険を活用する場合は、この終身保険の貯蓄性(解約返戻金)を活用する。

現在、子供の学費に備えるために活用されている終身保険は、「低解約返戻金型」と呼ばれているタイプのものが主流である。
この「低解約返戻金型」とは、保険料の払い込み期間中の解約返戻金額を通常の終身保険よりも抑えたものであり、保険料の払い込み期間中に解約した場合、解約返戻金額が通常の終身保険よりも少ない。
その分、保障に対しての保険料が、通常の終身保険とくらべ割安になっているのがメリットだ。

このように終身保険は、上記の「低解約返戻金型」も含めて、多くの場合で保険料の払い込み期間中に解約した場合、元本割れを起こしてしまうが、逆に、保険料払込期間が終わったもの(保険料の支払いが終わったもの)については元本割れせず、利益が出る状態になることが多い。
(もちろん年齢などの条件によっては、保険料払い込みが終わった後も、元本割れの状態が続く場合もある)

終身保険のこのような性質を利用することで、子供の学費として活用することができる。

例えば、子供が生まれたときに、500万円死亡保障のあるの終身保険を契約し、月々25,000円の保険料を10年間の払込期間で払い込むとする。
この場合、10年間で総額300万円の保険料を払い込むこととなる。
11年目以降は、保険料の払い込みは終わっているので、保険料を払わなくてもよい。
しかし、終身保険であるので、500万円の死亡保障は、一生継続して続く状態となる。

例えば、この保険料の払い込み期間が終わった後(保険料の払い込みがすべて終わった後)の11年目に解約した場合、300万円の110%の金額である330万円が解約返戻金として返ってくるとする。
この解約返戻金を子供の学費に活用するという感じである。
この場合、終身保険の契約を解約することになるので、以降の死亡保障はもちろんなくなる。
実際は、商品や、被保険者の年齢、性別、保険料の払い込み期間、解約するタイミングなどによって返戻率は大きく変わる。
これはあくまでもイメージを伝えるために例をあげたものであり、特定の商品のものでないことをご留意いただきたい。


◆学資保険(子供保険)と終身保険、実際の返戻率はどのくらいか?

現在、主流の学資保険(子供保険)と終身保険を学資のために一般的な家庭で活用した場合、返戻率で110%前後が目安だろうと思う。この110%を超えるようであれば、返戻率として満足してよい数字だと思う。

実際に学資保険(子供保険)や終身保険を検討する場合は、満期または解約のタイミングで受け取るお金の返戻率が110%を超えるかどうかをひとつの目安にするとよい。
これは上記のように300万円を払い込んで330万円が返ってくるというようなイメージである。
もちろんこの返戻率は、商品や性別、年齢、保険料払込期間、満期(解約)の時期によって全く違うものになるので、必ず複数商品を検討して比べていただきたい。


◆学資保険(子供保険)と終身保険どちらの保険がどんな人に向いているか?

上記の仕組みなども踏まえて、学資保険(子供保険)と終身保険のどちらの保険がどのような人に向くか考えてみよう。

まず、「子どもの進学のタイミングに合わせてぴったりのタイミングで受け取りたい」もしくは、「高校・大学などの進学に合わせてお金を受け取りたい」「保険料の払い込み期間を長くすることで保険料負担を減らしたい」と考える場合は、学資保険(子供保険)が向いている。

なぜなら、学資保険(子供保険)は、学費をためるための専用保険であるため、細かな機能などが、子供の学費として使いやすいように考えこまれているからである。
特に、めんどくさがり屋の人や、「金融商品はよくわからない」といったような人にむいているだろうと思う。

次に、「自分が考える時期に一括で受け取りたい」「保険料を5年や10年の短い間に、短期間で払い込んでしまいたい」という場合は(この場合はもちろん月々の保険料負担も高くなる)終身保険のほうがよい。
学資保険の場合とは逆で、保険商品や運用商品などの金融商品に詳しい人に向くだろうと思う。

学資保険(子供保険)と終身保険について考えてみたが、その2つに大きく有利不利があるわけではない。
学資保険(子供保険)も終身保険も競争力の高い商品については、返戻率は110%前後が目安であり、大きく返戻金で差がつくことは少ないはずだ。

両方の代表的な商品を検討してみて実際の保険料や、返戻率などで一番有利なものを選べばよい。

次の機会にはそれぞれの代表的な商品。おすすめできる商品について、学資保険(子供保険)と終身保険のそれぞれで紹介することとしたい。


◆学資保険(子供保険)と終身保険のリスク

最後になってしまったが、学資保険(子供保険)と終身保険のリスクについても触れておきたい。
これは学資保険(子供保険)と終身保険の両方について言えることであるが、保険料払込期間中における解約についてである。
この保険料を支払っている期間で途中解約する場合、ほとんどの場合、払込保険料の全額が帰ってこない。大きく損をする場合もありうる。

従って、保険料の払い込み期間中は解約しないように、あらかじめしっかり考えておくと同時に、できるだけ保険料を払込期間を短くしたい。
学費としての必要額(例えば300万円など)を変えることなく、保険料払込期間を短くするということは、毎月払う保険料負担もそれに応じて高くなる。
そのため、支払いが困難にならない範囲内で保険料払込期間を短めにして、早めに保険料を払い込んでおくことをおすすめする。
そうすれば、その後に解約しても損をする可能性は低い。

この損をするから解約できないという精神的なプレッシャーも、確実に学費を作り上げる上で薬になる人も多いと思う。
なかなかお金を貯めることができない人(私もそうだが)にとって、使い方によっては薬となる「毒」のような意味でもそれぞれの保険を活用するとよいだろう。



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