スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
T&Dフィナンシャル生命 無配当変額個人年金保険『ファイブテン』 年金原資保証・Ⅳ型
<<記事一覧はこちら>>
<<最新記事をメールで配信しています>>


T&Dフィナンシャル生命
無配当変額個人年金保険『ファイブテン』
年金原資保証・Ⅳ型


総合評価-----★★★

※取扱金融機関
 三菱東京UFJ銀行・三菱UFJ信託銀行・三井住友銀行・横浜銀行・京都銀行・池田銀行・きのくに信用金庫・十六銀行・広島銀行・みなと銀行・大分銀行・千葉興業銀行


◆5年で気軽にリスク資産への投資ができる変額個人年金保険

無配当変額個人年金保険『ファイブテン』は5年で100%の年金原資保証をうたい文句にした変額個人年金保険だ。通常、一般的な変額個人年金保険(=投資型年金保険)は10年の運用期間が一般的であるのに対し、その期間を半分の5年にしている点がこの商品の魅力があり、日本人特有の意識である「リスクを出来るだけとりたくない」層には受け入れられやすい商品となっている。そして、5年で100%の年金原資を保証するため、特別勘定が投資対象とする投資信託の株式組み入れ比率に関しては20%となっている。そのため、運用に力を入れたい層にはあまり向かないかもしれないが、元本の安全性に重点を置き、預貯金よりも少し金利が取れれば…という人にはぴったりの商品といえる。


◆商品の特長

①運用期間は最短5年

上記でも触れたが、『ファイブテン』は5年間の運用で100%年金原資保証がついた、画期的な商品だ。変額年金保険の販売の現場では、通常10年運用するタイプの変額年金保険が主流であるが『10年の運用期間が長い』という断り文句が多々あるそうである。そういうお客を狙い『5年であれば』という反応を狙った商品設計である。変額年金保険の趣旨、例えば、自分の老後の支え、相続財産として家族に残す…等々からすると、運用期間が短く、尚且つ、運用も少し力不足感を感じる商品であるが、長期、一定のところにお金を預けることにリスクを感じる人にとってはいいことかもしれない。このように、『ファイブテン』はとてもシンプルな商品となっていて、はじめてこういう商品に接するような人でも、理解しやすいシンプルな商品といえる。この点は、私は好感が持てる。運用期間についても『5年運用コース』の5年と『10年運用コース』の10年を選ぶだけで他には迷うところが無い。ちなみに双方の違いについては、特別勘定が投資する投資信託の株式組み入れ比率の違いだけだ。『5年運用コース』は株式が20%、『10年運用コース』40%となっている。

②年金原資は基本保険金額(一時払保険料)を最低保証

『5年運用コース』、『10年運用コース』ともに、その運用期間(5年、10年)満期まで保有し続ければ、年金原資として、払い込んだ保険料の100%を保証しますというのがこの意味である。途中で解約した場合はこの最低保証はもちろん無い。投資対象の投資信託が増えていれば、増えている分を受け取れるし、減っていれば、減っている分の元本しか解約では帰ってこない。投信と保険では手数料体系などが違うのは当然のことであるが、この解約時の損益のイメージは投信の解約と同じイメージである。運用期間満了後の受取方法であるが、年金(確定年金・保障期間付終身年金)で受け取れるほか、一括受取も可能である。

③死亡給付金額は基本保険金額(一時払保険料)を最低保証

上記で解約の場合はその時の投資している投資信託の運用状況によって増えたり減ったりすると説明したが、死亡した場合には必ず払い込んだ保険料の100%以上が保証される。死亡時に、運用で損をしていれば、保険料の100%が保証され、運用で利益が出ていれば保険料プラス運用益が受け取れる。もちろん受け取るのは相続人であるが…


◆商品評価

①最低保証-----★★★

『5年運用コース』、『10年運用コース』ともに、運用期間満了後の最低保証は100%であり、『5年運用コース』を選んだ場合は魅力的ではあるが、『10年運用コース』を選んだ場合は全く魅力的に映らない。『10年運用コース』を選んだ場合は100%の保証から105%の保証にするなどの、10年を選ばせるような魅力が欲しい。死亡保障も同様だ。商品を見た感じの印象として、何とか元本だけ保証をしている印象が強く、積立金が増えるようなイメージに乏しい。それは、収益率の試算を見ても同様である。最低保証額がステップアップしたり、固定されて、増えるような何らかの仕組みが欲しい。そうすると、運用の魅力で買える商品になるのではないか。

②受取方法-----★★★★

受け取り方法については、『一括受取』を含む、各種の年金の受取方法(5年・10年・15年・20年・25年・30年・36年)に対応している。受取方法については特に過不足は見当たらない。その他、運用期間中の死亡に対して『新遺族年金支払特約』を付加できる。運用期間中の本人の死亡に対して、年金(5年・10年・15年・20年・25年・30年・36年から選択)として相続させ、相続税法24条の適用を受けるということも現在の税制上可能だろう。

③商品にかかるコスト-----★★★★

契約初期費用は無し。そのかわり、解約控除が7年未満の解約に対して、かかる可能性がある。解約控除に関しては、低めではあるが、長い間、解約控除がかかり、多くの解約に関して解約控除がかかると予想される。保険関係費に関しては、5年運用コースで年率2.1%、10年運用コースで年率2.62%、運用関係費はどちらとも年率0.1454%となる。合計値で考えると、10年運用コースで年率およそ2.25%、10年運用コースでおよそ2.77%となる。5年運用コースは割安な印象を受けるが、10年運用コースでは、期待できる収益に対して割高な印象を受ける。

④特別勘定-----★★

『5年運用コース』が『世界バランス20VA(適格機関投資家専用)』、『10年運用コース』が『世界バランス40VA(適格機関投資家専用)』という投資信託にそれぞれ投資される。それぞれ、株式の配分比率は20%と40%となる。(VAの後の数字部分のとおり)
この特別勘定の特徴としては、日本株と日本債券の組み入れ比率が非常に多いと言える。約50%が日本の資産(債券・株式)となっており、運用のパフォーマンスの過去の資産を見ても、年複利換算で世界バランス20VAで平均1.42%、世界バランス40VAで平均1.6%となる。年複利換算では何とか10年が上回っているものの若干であり、一番良いときは世界バランス20VAのほうが勝っている(試算上の最大収益率5.48%、ちなみに世界バランス20VAの最大収益率は3.93%)この特別勘定の試算をみても、たかいコストを払って、尚且つ、長い年月を預ける必要はない、つまり、10年をとるメリットはないのではないか。

⑤商品パンフ・WEBのわかりやすさ-----★

この『ファイブテン』に関して、パンフレットのつくりは枚数が少なくコンパクトにまとまっている印象だ。三菱東京UFJ銀行版を確認したが、パンフレットと契約締結前書面(契約概要/注意喚起情報)などが合冊されている。前にみた『異次元発』(東京海上日動フィナンシャル生命)の綺麗にまとめられて合冊されたもののようではなく、単純に全部をとりあえず合体させただけのようだ。
パンフレットの中身についても、まだまだ、シンプルではなく、初めて見た素人にとっては文字が多くわかりにくい印象だ。WEB上のパンフレットについても、印刷も出来ないし、セキュリティが過剰だ。PC画面で読みにくい人たちは印刷して読むが、そういう人たちへの配慮が無い。


◆商品にかかる費用

契約初期費用…なし

保険関係費・・・5年運用コース 年率2.10%
 ・・・10年運用コース 年率2.62%

運用関係費・・・年率0.14154%

解約控除 ・・・5年運用コース 最大で年率2.7%(1年未満の解約)4年以上で0%
 ・・・10年運用コース 最大で年率4.8%(1年未満の解約)7年以上で0%

保険関係費用・・・1.0%
(年金管理費)


<<<サイトマップはこちら>>>


◆注意事項

上記については、変額個人年金保険(投資型年金保険)の各商品や法律、制度、活用法についての第三者的な意見を述べたものです。内容についてはできるだけ、正確性を保つように記述しておりますが、その正確性を保証するものではありませんし、各種制度(税・法律)が変更するリスクもあります。したがって、商品を購入される際は、上記を投資判断とせず、各種パンフレット等を使い、ご自身でその中身についてしっかりご確認ください。そして、不明な点については、金融機関の担当者、税理士等各種の専門家にご確認ください。上記による情報をご利用になったことにより生じるいかなる損害についても当方は責任を追うものではありません。


<<記事一覧はこちら>>
<<最新記事をメールで配信しています>>
スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。